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骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折

原因

脊椎圧迫骨折とはせぼね(脊椎)が押しつぶされるように変形してしまう骨折です。

骨粗鬆症が原因で起こる病気です。

症状

背中や腰に痛みを生じることが多いですが、骨粗鬆症の程度がひどい方の中には「いつのまにか骨折」と言われるように気づかない間に骨折して、痛みがない方もいらっしゃいます。痛みはなくても腰や背中が曲がって、身長が低くなるのも特徴の一つです。

背骨の変形が強くなると、前かがみの姿勢が内臓を圧迫して、食欲低下や便秘·逆流性食道炎などの消化器症状、息苦しさなどの肺や心臓から生じる症状の原因となります。

診断·治療

診断はレントゲンで脊椎圧迫骨折の有無を検査します。治療はつぶれた椎体(背骨)がこれ以上つぶれないようにすることと骨粗鬆症の治療を平行して行うことが重要です。骨粗鬆症の治療に合わせて、コルセットなどによる体幹の固定、痛みに対する薬物療法や注射、さらにリハビリテーションを組み合わせて行います。

これらの保存治療が無効の方には、手術治療が選択されます。その場合は、提携先の病院を中心に、十分な手術実績のある医療機関をご紹介いたします。

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